毎度、あの男もよく飽きもせずに話せるものだ。
白ひげ海賊団の中でも、恒例となっている彼の弟自慢。
"東の海"で海賊を夢見ているという麦わらの話。
散々、彼から話を聞かされているだろう部下たちは苦い笑みを浮かべ。
その視線の先には、空気をふるわせ豪快に笑う白ひげの姿があった。
「…そしたらルフィの奴、いっちょ前に言いやがるんだ」
「グララララ、さすがおめェの弟だ!」
親父だって、何度も聞いていることだろうに。
「一度、その面ァ見てみてェもんだ」
「あぁ!きっと親父も気に入る!
まだあるぜ、あいつがまだ小せェ頃によ…」
どうしてか、幸せそうに話す彼を止めようなんてしない。
「早く、あいつも海に来ねェかな」
(まったく、奴の笑顔にゃ "あの" 白ひげも形無しだい)
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マルコ視点。
親父大好きなエースと息子が可愛くて仕方が無い白ひげの親父。
白ひげ海賊団の中でのエースのブラコンっぷりは周知の事実。笑
あのジンベエですら散々聞かされていたんだ。
同じ海賊団のみんなが聞いていないはずがない(どーん)
もちろん白ひげの親父も知っているだろうと思うので、機嫌の良い時にはエースのルフィ自慢に付き合ってくれていたらいいな^^
おそらくこの後、エースが酔いつぶれて宴会はお開きになると思います。
もしくは、しびれを切らしたマルコの教育的指導が入るか。
前者の方が確率高いんじゃないかな。
何が言いたいかって?
白ひげ海賊団大好きだってことさ!!
はやく助けにきてくれ親父!!
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